「人生の終わりをよりよく締めくくるための準備をし、より良く自分らしく生きていくための活動」のことを終活と呼ばれています。また、万が一の時に備え て、家族へのメッセージや終末期医療の方針、葬儀や墓のこと、保険や財産に関する情報などを書き留めておくエンディングノートも注目されています。昨年の 東日本大震災を機に、30代から終活を始める人が増えていると言われています。
そこで今回は、60歳以上の男女を対象に、遺品整理・終活・エンディングノートに関する調査を行いました。
調査サマリー
■「終活」という言葉を知っている人は10%程度。やや女性の方が認知度が高い。
■エンディングノートを知っている人は、40%ほど。男性は35%程度だったが、女性は半数以上の54%が「知っている」と回答。
■エンディングノートを「すでに書き終えた」「書いている途中」の人は4%ほどだが、半数近くが「書いてみたい」と回答している。
■エンディングノートに書いている・書きたいと思う内容は、「自身の葬儀や墓のこと」「家族への感謝のメッセージ」が上位になった。男性は「家族への感謝 のメッセージ」「所有財産や負債に関すること」が上位にあがったが、女性は「自身の葬儀や墓のこと」「終末期医療のこと」が上位にあがっている。
■なぜエンディングノートを書こうと思ったきっかけは、「遺品整理や遺産で面倒をかけたくないから」が最も多かった。
■実際にエンディングノートを書いている人は、男性は「パソコンで自分の書式で入力」している人が最も多く、女性は「市販されているエンディングノートに手書き」している人が多い結果となった。
■法的拘束力のある「遺言書」をすでに用意している人は2%ほどで、用意したいと考えている人は14%ほどであった。
60歳以上の男女、3433名に調査を実施した。各サンプル数は以下のとおり。
60代 | 70代以上 | 計 | |
男性 | 1944 | 478 | 2422 |
女性 | 889 | 122 | 1011 |
■Q1.終活(しゅうかつ)とは、「人生の終わりをよりよく締めくくるための準備をし、より良く自分らしく生きていくための活動」のことです。
あなたは、「終活」という言葉を知っていましたか?
※単一回答/60歳以上の男女(n=3433人)
■Q2.あなたはエンディングノートを知っていますか?
※単一回答/60歳以上の男女(n=3433人)
■Q3.エンディングノートとは、万が一の時に備えて、家族へのメッセージや終末期医療の方針、葬儀や墓のこと、保険や財産に関する情報などを書き留めておくものです。 ※遺言書のような法的拘束力はありません。
あなたはエンディングノートを書いていますか?
※単一回答/60歳以上の男女(n=3433人)
■Q4.エンディングノートにはどのようなことを書いている・書きたいと思っていますか?
※複数回答/エンディングノートを「すでに書き終えている」「書いている途中である」「書いてみたい」と回答した人(n=1824人)
■Q5.なぜエンディングノートを書こうと思ったのですか?
※複数回答/エンディングノートを「すでに書き終えている」「書いている途中である」「書いてみたい」と回答した人(n=1824人)
■Q6.あなたはどのようにエンディングノートを書いていますか?
※単一回答/エンディングノートを「すでに書き終えている」「書いている途中である」と回答した人(n=152人)
■Q7.あなたは法的拘束力のある「遺言書」を用意する予定はありますか?※単一回答/60歳以上の男女(n=3433人)
■Q8.終活やエンディングノートなどにまつわるエピソードやお考えがありましたら教えてください。
※ライフメディア リサーチバンク調べ
様々な意見がございますが「命の終わり」は必ず訪れ、皆が家族や親友、大切な人との最後の別れに遭遇します。あなたに今、「もしものこと」が起きたらどうでしょうか・・・?
私達遺品整理士は、「遺品整理」という仕事を通じて、日々「死」を見つめています。
エンディングノートに記入することは、自分たちが残された人たちに託せるもの、日ごろから想っている”伝えたい気持ち”を整理することにも繋がります。
イークリーン大阪では大阪府下での無料説明会および施設への無料設置を随時行っています。生前整理・遺品整理における残った不用品、家財の処分はどうすれば良いのか?などご質問が御座いましたら
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